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こぶゆ
家城神社の裏。雲出川のほとりに、こぶの取れる霊泉として親しまれている「こぶ湯」がある。
最近は、難病に効くとこぶ湯を求める人がたくさん訪れている。
■こぶ湯にまつわる悲しい物語
盧略部連枳筥喩(いほきべむらじきこゆ)というこの霊泉を守る湯人の棟領を務めていた人がいた。
雄略天皇の御代、阿閇臣国見(あへのおみ)という者が、「枳筥喩の息子の武彦が、神宮に仕える斎の宮を妊娠させた。」という流言を飛ばした。
枳筥喩は、天皇のおとがめを恐れて、ある日、武彦を盧城川に連れていき、不意をおそって太刀で刺し殺してしまった。
やがて噂は天皇の耳に入り、問いただされた斎宮・拷幡(たくはた)皇女は、いたたまれず神鏡を抱いて五十鈴川の上流へと姿を消した。その後、五十鈴川の川 上で、虹が蛇のように立ちのぼるのが見え、不思議に思って辺りを掘ると神鏡が出土し、さらに山中では皇女が命を絶っていた。
真偽を確かめようと皇女の腹を割いてみると、腹には水が溜まり、石ころがあるだけだったという。
それを聞いた枳筥喩は、息子を殺したことを悔やみ、流言を飛ばした国見を殺して大和の石上神宮へと逃れたという。
この話は8世紀初頭にまとめられたといわれる日本書紀に記されており、武彦が討ちとられた場所を飛落首(ひひくび。場所は瀬戸ケ淵の東)、太刀を洗った細流を太刀洗の水と伝えている。
■こぶ湯の名の由来
雄略天皇が、后・妃に桑の葉を摘みとらせて、養蚕をすすめようとした。
そこで、スガルに命じて蚕(こ)を集めさせた。ところが、スガルは勘違いして、嬰児(わかご)を集めて天皇に捧げた。天皇は大いに笑われて、「嬰児(わか ご)はお前自身で養いなさい」と言われた。スガルは嬰児(わかご)を養育することになり、少子部連(ちいさこべのむらじ)の姓を賜わった。
このことから、子部(こぶ)湯と呼ばれるようになったといわれている。
DATA
住所
三重県津市白山町南家城414
電話番号
059-262-4012 (家城神社)
アクセス
JR名松線家城駅下車 徒歩約5分
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